退職したいと考えている方、退職日まであと数日という方へ(定年退職以外)
本記事では下記の内容をお話しさせていただきます。
この記事を書いている私が実際に退職を行った後、困った経験なども添えてお話させていただきます。皆さんの新たなる門出が何の憂いもなく始められるように少しでもお力になれたら幸いです。
1.現在勤めている会社に退職後必要な書類を明確に要求しておく
退職で受け取っておきたい書類は以下の通りです。基本、後日郵送されてきます。
- 離職票 退職後目安2週間前後で送付されるため他の書類より時差があることが多い
- 退職証明書
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 健康保険資格喪失証明書
- 年金手帳 (会社が保管している場合)
今のお仕事を終えて少しゆっくりされたい方、転職先がお決まりの方様々いらっしゃると思います。上記書類は一般的に転職先が決まっている場合必要ないとされる書類も含まれていますが、転職先で提出を求められることもあるようです。また、残念ながら転職先が合わなかった場合、失業保険を受けながら再び就職活動をすることになっても困らないために念には念を入れて貰える書類は全て貰っておきましょう。
私の場合、退職の手続き書類に退職に必要な書類一式を希望するとあったのでチェックして一安心していたらここでガガーンと落とし穴が!!!他書類は滞りなく郵送されてきましたが、離職票が待てど暮らせど届かない。失業保険の申し出に必要な書類なのに待てど暮らせど届かない!
そうなんです!ここで次に続く人事部の連絡先が役に立ったのです。離職票や退職証明書などは希望がないと発行しない会社も多いそうです。
ですので!私個人としましては、退職手続き書類を提出する際に上記の書類を要求する依頼文を添えて提出しておくと確実かなと考えます。必要書類の依頼があった場合に提出しない行為は会社側の違法行為となります。提出されない場合に事前に依頼してあるという事実が会社が提出してくれない等トラブルが起こった場合にあなたを守ることになりますし、会社側もあなたが必要としている書類が把握できるため、お互いスムーズに退職の諸手続きが行えるかと思います。
2.現在勤めている会社の人事部の電話番号を入手・登録しておく
次にやっておいてほしいことは、人事部の連絡先を入手しておくことです。なぜなら、
★会社に勤めていないと知らない内部情報のため一度外に出てしまうと知ることが困難
★退職後送付されてくる書類に不備・不足があった際連絡をとらなければならない
からです。退職後に退職した職場の人に人事部の連絡先を聞くのは気まずいですし、相手もいい気持ちはしないでしょうからお互い嫌な気持ちになりますよね。ですので、最低限のやり取りだけで目的を達成できるよう人事部の電話番号を入手しておきましょう。退職後に諸手続きが滞りなく終わり、連絡する必要がなくなっても念のため、多目に見て三か月くらいは保持しておいたほうが何かあったときのために安心かなと思います。時間が経ったら断捨離!気持ちよくさよならしましょう。
必要な書類が届かない際の電話例
★必要書類が届かない際の対応例としましては、人事部に電話で、「お疲れ様です。〇月〇日付けで退職した〇〇です/と申します。~を送付してほしいのですがお願いできますでしょうか。/~を希望していたのですがまだこちらに届いていないのですがご確認願えますか/送付していただけますでしょうか。」と問い合わせをします。その際、社員番号など聞かれたことに答えます。相手側から「担当に代わります/折り返します」など対応をして下さりますので、こちらも落ち着いて対応すれば大丈夫です。
私の場合、2週間前後かかるらしいし地元帰って距離あるし時間かかっているのかも、、と言い訳して電話するのが遅くなりましたが、離職票のため連絡してから更に2週間かかってしまったので結果長い時間悩みましたし、実際に長い時間要することになりました。早めの対応が尾を引かないためにも大切だと感じましたので、皆さんも一定の時間経っても対応されていない場合早めに問い合わせて諸手続きを手早く処理してしまいましょう。
最後に
退職という一つの大きな一歩を踏み出そうとしている方、踏み出した方、本当にお疲れ様でした。様々な思いがあるとおもいますが、学んだことや得たものを一つでもにぎりしめて感謝を持って次に踏み出しましょう。そのほうが自分が気持ちいいですからね。
退職の決断をしたとき、忍耐がない、早すぎるって言われるだろうなと世間や周りの目ばかり気になっていました。実際気になって当時たくさん検索しましたが、ネガティブなワードばかりで溢れてますよね。そして何より退職の申し出が言い辛いこと言い辛いこと。それをあなたはそれを乗り越えました/乗り越えようとしています。とても勇気のいる行動で誰でも出来ることではないと私は思っています。転職や退職って今よりいい環境に行くためにするものです。仕事って一生付き合っていくものですよね。時間は有限ですし、行動するのが早い方が選択肢が多くあるのも事実です。今回の経験があなたの糧となり、あなたを形作る一つの経験という名の魅力となりますように。
新たなる一歩を踏み出した/踏み出そうとしているあなたの今後が今より良い道であることを祈って。